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バンドで売れたいと思ったけどだめだった【中編】

 

tanotanonikki.hatenablog.com

こちらの続き。

 

あまり聞くジャンルの音楽ではなかったがこのバンドのメンバーとは気が合い、セッションしながら曲を作るのが楽しかった。

 

みんなお酒が好きだったし、スタジオ後に公園で飲んで全員酔っ払い、終電も逃し金もなかったため酔った勢いで駅で朝まで寝たこともあった笑

とにかくこのバンドで演奏するのが楽しかった。

 

しかしバンド活動を続けているとそれとは別のことを考え始めていた。

 

演奏自体は楽しかったが自分が好きなジャンルの曲ではなかったし、自分で家でギターを弾いて作った曲もあったのでそれで勝負したくなってきた。

 

バンドメンバーにも了解を得て、今度は自分がボーカルギターとして新たにバンドを結成するため、バンドメンバーを募集し始めた。

 

しばらくするとネットにあげていた僕の曲を気に入ってくれる人が現れて、ベースはすぐに決まった。

しかし前編でも書いた通り、ドラマーがなかなか見つからなかった。

 

僕はこのまま中途半端な状態でバンドを二つ掛け持つのが嫌で、自分のバンドに専念するために約2年ほど在籍したバンドを抜けた。

 

そして僕のバンド活動は終わりに近づいていくのであった…。

 

続く……。